孝行猿の次はちょっとミステリアスな所へ行ってみよう、気の里入野谷から
さらに奥、杉島へとペダルを進めると、橋の欄干に何やらプレートが・・・
杉島大橋
お~井上井月(せいげつ)の句じゃないですか~、昨年来井月の生き様に
すっかり共感してしまったマイケルです。
4年の歳月をかけ今年映画が完成しました「ほかいびと 伊那の井月」
11月20日より伊那旭座で上映開始!
山はまだ 鹿の子まだらや 梅の花
すずしさや 月を自在の まつ一本
滝守の 六月寒し 眉の霜
掃きよせて 時雨の音を 聴く落葉
月遅き 片山里や 蕎麦の花
情景が浮かびます~。
さて杉島から浦へ行くにはざんざ亭前のこの橋を渡ります
ここから3km
10%はあろうかという坂をえっちらおっちら登って行きます
立ち漕ぎすると濡れ落ち葉でスリップする、ツルッ お~コエ~
やっと民家が見えました~、3km程度でなんかとっても酸欠になった
吐き気、目まいがする~わたしが来るのを拒否されているような
しばらく止まって落ち着くのを待ってから行きます
5分ほど休んで民家の前まで行くと、こんな石碑がある、むかしここは
浦村という集落でした
平家の里 浦村
村の中に入ると廃屋が目につきます
この先に平家の落ち武者の墓があるらしい、ちょっと怖いね
平清盛の子重盛は小松殿と呼ばれていてその子孫が小松姓を名乗り
この村に住み着いたらしです
また薄気味悪い廃屋の前を通って行く
お~~~出た~~~これですか~~なんだか横溝正史の世界だなこりゃ
なんだか喉が痛い、さっきから耳鳴りもしています
お~誰が置いたんだかこの一升瓶はお茶目すぎます、摂り合えず
「なんまいだ~なんまいだ~」
なんだか頭痛がひどくなってきた、ジャクソン家ではなく清和源氏の流れを
くむマイケルはやはり拒否されているようです、さっさとトンズラするっぺ